軽自動車の車両保険についてお伝えします。軽自動車は普通乗用車と比べて、車両価格や維持費用を抑えられるなど、様々な理由で選ばれています。そして保険料も抑えたいので車両保険へ加入しようかどうか悩んでいる、という方も多いのではないでしょうか。軽自動車に車両保険は必要なのか詳しく解説します。
CONTENTS
軽自動車でも事故は起こり得る！車両保険に加入するメリットとは？
普通乗用車でも軽自動車でも車種に関係なく自動車事故は起こり得ます。
自分の車の損害を補償するためには、車両保険への加入が必要です。しかし車両保険に加入すると、保険料が高くなってしまうため、加入しようか迷っているという方も少なくありません。補償内容と保険料のバランスを考えて判断しましょう。
車両保険とは
事故や自然災害により、自分の車に生じた損害を補償してくれる保険です。
ローン返済額に充当できる
近年では高性能かつデザイン性に優れた軽自動車が販売されており、ローンを組んで購入するという方も少なくありません。
ローンの返済中に自動車事故を起こし、再購入が必要なケースもあるでしょう。車両保険に加入している場合は、保険金をローン返済額に充当できるため安心です。
過失分を補償してくれる
車両保険に加入している場合は、車両保険で過失分が補償されます。交通事故の当事者双方に、どのくらいの割合で責任があるのかを表したものを過失割合といいます。
自分の過失割合分は、相手に支払い義務は生じません。そのため車両保険に加入していない場合は、自分の過失分の補償がないため、修理費用が足りなかったり、再購入できなかったり、などという可能性もあります。
自損事故や自然災害なども補償対象のプランもある
車両保険のプランによっては、自損事故や自然災害なども補償対象になります。どこまでの補償が必要なのか、補償内容と保険料のバランスを考えて、プランを比較検討することが大切です。
軽自動車の場合、車両保険の保険料は安い？相場をチェックしよう！
普通乗用車と比較すると、軽自動車の車両保険料は安い傾向があります。型式別料率クラスや車両情報、運転者の条件など、様々な要素で自動車保険料は変化します。
型式別料率クラスの設定が低い
型式別料率クラスの設定は、普通乗用車と比較すると低い傾向があります。
型式別料率クラスは、型式ごとの事故実績に基づき毎年算出されます。軽自動車の型式別料率クラスは、1～3の3クラスで設定されており、数字が大きいほど保険料が高くなります。
車両本体価格が安い
軽自動車の車両本体価格は、普通乗用車と比較すると安い傾向があります。そのため車両保険の保険料が安くなります。
車両情報や運転者条件などで保険料が決まる
軽自動車の車両情報や運転者の年齢、等級、使用目的、限定条件など、様々な要素で保険料は決まります。保険料を少しでも安く抑えたい方は、年齢条件や限定条件などの見直しをするとよいでしょう。
軽自動車に適した車両保険の選び方と注意点
軽自動車に適した車両保険の選び方と注意点を詳しく紹介します。車両保険に加入する際には、目的に合ったプランを選ぶことが重要です。
目的に合ったプランを選ぶ
目的に合ったプランを選択することが大切です。車両保険は補償範囲の異なる「一般型」と「エコノミー型」の2種類から選べます。一般型では、自損事故や盗難なども補償対象です。
補償範囲が広い分エコノミー型と比較すると、保険料は割高になります。エコノミー方では、保険料を安く抑えられますが、補償範囲が狭くなります。補償内容は、保険会社によって異なります。
修理費用や再購入費用が貯蓄で賄えない場合
万が一、事故に遭い修理や再購入費用を貯蓄で賄えない場合は、車両保険に加入するのがおすすめです。修理費用や再購入費用が貯蓄で十分賄える場合は、車両保険の必要性は低いといえます。
ローンで購入している場合
軽自動車をローンで購入していて、残高をすぐに返済できない場合は、車両保険への加入がおすすめです。車両保険に加入していれば、万が一事故に遭っても保険金をローン返済に充当できます。
しかし加入していない場合は、ローン支払いと再購入車の支払いが必要になります。再購入しない場合でも、事故に遭った車のローン支払いが続くため、大きな負担になります。
まとめ
この記事では、軽自動車の車両保険についてお伝えしました。普通乗用車でも軽自動車でも、車種に関係なく事故は起こり得ます。車両保険に加入すると事故を起こした場合、保険金をローン返済額に充当できたり、プランによっては自損事故や自然災害も補償対象だったり、などのメリットがあり安心です。車両保険の保険料は、車種や型式、運転者の年齢、等級、使用目的などの様々な要素で決定されるため、補償内容と保険料のバランスを考慮することが大切です。修理費用や再購入費用が貯蓄で賄えない方や、ローンで軽自動車を購入した方は、万が一に備えて車両保険への加入がおすすめです。軽自動車の車両保険加入について迷っているという方は、補償内容と保険料を考慮して車両保険が必要かどうかを判断してくださいね。
